MOS試験の申し込み手順を全国一斉・随時試験別に解説|受験会場の探し方から当日の準備チェックリストまで

「MOSを受験したいけど、どうやって申し込むの?」「全国一斉試験と随時試験、どちらを選べばいい?」——MOS(Microsoft Office Specialist)の試験案内を初めて読むと、受験形式が複数あることに戸惑う方は少なくありません。申し込み先・締め切り・当日の持ち物まで、手順を一度まとめて把握しておくと安心して勉強に集中できます。

本記事では、MOSの2つの受験形式(全国一斉試験・随時試験)の違いから、それぞれの申し込み手順、当日の準備チェックリストまでを体系的に解説します。受験料の最新情報は試験運営会社の公式サイトにリンクで案内していますので、そちらでご確認ください。

「申し込み締め切りを見逃した」「持ち物が足りなくて受験できなかった」というミスを防ぐために、ぜひ最後までお読みください。


MOS試験の申し込み手順を全国一斉・随時試験別に解説|受験会場の探し方から当日の準備チェックリストまで - 解説
目次

MOSの2つの受験形式:全国一斉試験と随時試験

MOSには受験会場・日程・申し込み先が異なる2つの形式があります。どちらも試験内容・採点・合格証書は同じです。

全国一斉試験とは

全国一斉試験は、試験運営会社のオデッセイコミュニケーションズが年に数回(主に1月・3月・5月・7月・9月・11月ごろ)全国一斉に開催する試験です。日時・会場があらかじめ決まっており、受験者は希望する会場を選んで申し込みます。学校・企業の研修などで団体受験に利用されることも多い形式です。

  • 申し込み先:オデッセイ公式サイト(MOS公式サイト)
  • 申込締切:試験日のおよそ1か月前(回により異なるため公式サイトの試験日程で確認)
  • 会場:全国の認定試験会場(高校・専門学校・大学・企業研修施設など)
  • 試験科目:その回で設定されている科目の中から選択

随時試験(認定会場でのCBT)とは

随時試験は、MOS認定会場(主にパソコン教室・カルチャースクール・専門学校など)が独自のスケジュールで実施する試験です。年中受けられる会場も多く、自分のペースで受験日を調整しやすいのが特徴です。申し込みは各認定会場に直接おこないます。

  • 申し込み先:各認定会場(会場ごとに手順・締め切りが異なる)
  • 開催頻度:会場による(毎週・毎月・不定期)
  • 会場:全国の認定会場(MOS公式サイトの「会場を探す」機能で検索)
  • 試験科目:会場が対応している科目

全国一斉試験 vs 随時試験 比較表

項目全国一斉試験随時試験
申し込み先オデッセイ公式サイト各認定会場
開催タイミング年数回・全国同日会場ごとに設定
申込締切試験日の約1か月前(要確認)会場による(1週間前など)
柔軟性日程が固定されている日程を選びやすい
受験料公式サイトで確認公式サイトで確認(会場別手数料が加わる場合あり)
合否通知試験後すぐに画面表示試験後すぐに画面表示

全国一斉試験の申し込み手順

ステップ1:MOS公式サイトでアカウント登録

全国一斉試験の申し込みはオデッセイコミュニケーションズが運営するMOS公式サイト(https://mos.odyssey-com.co.jp/)からおこないます。初回受験の場合はまずMyページアカウントを作成します。メールアドレスと基本情報(氏名・生年月日など)を登録するだけで完了します。

ステップ2:試験日程・会場を検索する

公式サイトのトップページまたは「試験日程」メニューから、受験したい科目・希望エリアで絞り込みます。都道府県や最寄り駅から会場を探す機能が用意されており、交通アクセスを確認した上で申し込み会場を決めます。

  • 科目例:MOS Excel 365(一般・エキスパート)、MOS Word 365、MOS PowerPoint 365、MOS Access 365など
  • 同日に複数科目の受験が可能な場合もあります(会場・時間枠による)

ステップ3:申し込みフォームで手続きを完了する

会場・日時・科目を選択したら申し込みフォームに進みます。支払い方法(クレジットカード・コンビニ払いなど)を選んで手続きを完了すると、登録メールアドレスに受付完了メールが届きます。

申し込み後に科目・会場の変更が必要な場合は、締め切り期限内に公式サイトのMyページから手続きします。締め切り後の変更・返金可否については公式サイトの利用規約をご確認ください。

申込締切に注意する

全国一斉試験の申込締切は試験日のおよそ1か月前が目安ですが、回によって異なります。「もう少し勉強してから申し込もう」と先送りすると定員満了や締め切り超過で受けられなくなるケースがあります。学習の目標日を先に決め、そこから逆算して早めに申し込む方法が確実です。

随時試験の申し込み手順

ステップ1:近くの認定会場を探す

MOS公式サイトの「受験会場を探す」から、郵便番号・都道府県・最寄り駅などで認定会場を検索します。表示された会場の詳細ページで、受験可能な科目・実施スケジュール・問い合わせ先を確認します。

ステップ2:会場に直接問い合わせ・申し込みをする

随時試験は各認定会場が申し込み窓口です。電話・メール・Web申し込みフォームなど、手段は会場によって異なります。希望する科目・日時を伝えて予約を取ります。

受験料の支払い方法(現金払い・事前振込・クレジットカードなど)も会場ごとに異なるため、申し込み時に確認しておきましょう。

随時試験を選ぶのが向いている場面

こんな方に向いている理由
仕事の都合で土日・平日を柔軟に選びたい会場によっては平日夜間・土日の設定あり
合格後すぐに次の科目を受験したい全国一斉試験の次回を待たず連続受験できる
地方在住で一斉試験の会場が遠い近隣の認定会場のスケジュールを確認する価値あり
通っているパソコン教室で受けたい教室が認定会場であれば申し込みがワンストップ

受験料について

MOS試験の受験料は一般価格と学割価格(学生価格)の2種類があり、税込金額で設定されています。受験料は改定されることがあるため、本記事では金額の数字は記載しません。

最新の受験料は公式サイトの「受験料・価格」ページでご確認ください:
https://mos.odyssey-com.co.jp/exam/examfee.html

随時試験を認定会場で受験する場合、会場側の設備利用料が受験料に加算される場合があります。申し込み前に会場へ確認することをおすすめします。

受験当日の持ち物・準備チェックリスト

必須の持ち物

持ち物備考
受験票(申し込み確認メール)印刷またはスマートフォンで提示できるように用意
本人確認書類運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど顔写真付きのもの
受験料の支払い証明(コンビニ払いの場合)支払い済みであればレシートがあると安心

試験当日の注意事項

  • 試験開始時間の10~15分前に会場へ到着する:受付・本人確認・座席案内に時間がかかることがある
  • 参考書・ノートの持ち込みは不可:試験中は受験者自身の資料を参照できない(クローズドブック形式)
  • スマートフォンは電源オフまたはマナーモード:試験中の通知音・不正防止のため
  • 試験時間は50分:一科目あたりの制限時間。複数科目受験する場合は科目ごとに50分
  • 試験後すぐに合否が画面に表示される:採点は1000点満点でおこなわれ、合格点は公式には非公開(目安として550点~850点前後と言われることが多い)

試験会場でのPCの操作環境

MOSはPCを使って実際に操作する実技試験です。試験会場に設置されたPCにWindowsとOffice(Excel・Wordなど)がインストールされており、画面に表示される指示に従って操作を完了させる形式です。自分のPCを持ち込む形式ではありません。

普段使いのキーボードやマウスと異なる場合があります。特にタッチパッドの感度・キーボードのキー配置(テンキーの有無など)は一斉試験の直前に少し確認しておくと安心です。

試験形式と出題について

MOS試験はマルチプロジェクト形式で出題されます。5個~10個のプロジェクトで構成され、各プロジェクトにはファイルと複数のタスクが用意されています。指示文を読みながらWordやExcelなどのファイルを直接操作して解答します。

  • 採点:1000点満点。合格点は公式には発表されていません
  • 合格率:公表されていません
  • 部分点:一部の操作だけ正しい場合の部分点ルールは公開されていません
  • 試験バージョン:Excel 365・Word 365・PowerPoint 365・Access 365などのバージョン別に試験が設定されています

試験合格後の手続き

合格証書の受け取り

試験合格後、合格証書(デジタル証明書)はMyページからダウンロードできます。紙の合格証書が必要な場合は公式サイトで確認してください。合格証書には取得した試験科目・バージョン・合格日が記載されています。

次の科目・レベルへのステップアップ

MOS Excel 365 一般(MO-210)に合格したら、次のステップとして以下の選択肢があります。

次のステップ概要
MOS Excel 365 エキスパート(MO-211)を受験ピボットテーブル・マクロ・VLOOKUP/XLOOKUPなど高度な機能を対象とした上位資格
MOS Word 365(MO-100)を受験Wordの文書作成・書式設定・長文管理を対象とした資格。Excelとセットで評価されることが多い
MOS PowerPoint 365(MO-300)を受験プレゼン資料作成・アニメーション・スライドマスターを対象とした資格

MOS試験の勉強時間の目安

以下はハウス基準の目安です。個人差があるため「目安」として参考にしてください。

レベル初学者業務でOfficeを使っている方
アソシエイト(一般レベル)40~60時間20~30時間
エキスパートアソシエイト合格後に追加で60~100時間同左(難易度が上がるため時間短縮は限定的)

1日1時間のペースで学習する場合、アソシエイトは初学者で約2か月、業務経験のある方で3~4週間が目安です。試験日の申し込みは合格目標日から逆算して設定しましょう。

よくある質問

Q. 申し込み後に科目変更はできますか?

全国一斉試験の場合、締め切り前であればMyページから科目変更手続きができます(規定の変更手数料が発生する場合があります)。締め切り後の変更は受け付けられないことが一般的です。公式サイトの規約をご確認ください。

Q. 不合格だった場合、すぐ再受験できますか?

再受験は可能ですが、次の受験日まで一定の間隔を空けることが推奨されます。再受験のタイミングや回数制限の最新ルールは公式サイトでご確認ください。不合格でも試験結果レポートが表示されるため、弱点セクションを把握して集中的に対策することができます。

Q. 学生割引を使うには何が必要ですか?

学生価格が適用されるかどうかは申し込み時に学校・学生証の情報が必要な場合があります。詳細は公式サイトの「学生価格について」をご確認ください。

Q. 同日に複数科目を受験できますか?

会場の時間枠が空いていれば同日に複数科目を受験できる場合があります。ただし試験は1科目50分です。複数科目を連続して受験すると集中力の低下が起こりやすいため、1日1~2科目を目安に計画するのが一般的です。


MOS試験の申し込み手順を全国一斉・随時試験別に解説|受験会場の探し方から当日の準備チェックリストまで - まとめ

まとめ:早めの申し込みとチェックリスト確認が鍵

本記事のポイントをまとめます。

  • 全国一斉試験:オデッセイ公式サイトから申し込む。申込締切は試験日のおよそ1か月前(回により異なるため要確認)
  • 随時試験:各認定会場へ直接申し込む。年中受験できる会場が多く日程の柔軟性が高い
  • 受験料:一般価格と学割価格の2種類。最新金額は公式サイト(https://mos.odyssey-com.co.jp/exam/examfee.html)で確認
  • 当日の持ち物:受験票(申し込み確認メール)・本人確認書類の2点が必須
  • 試験形式:50分・1000点満点・合否はその場で表示。参考書の持ち込み不可
  • 勉強時間の目安:アソシエイトは初学者40~60時間・経験者20~30時間が目安
  • 合格後:デジタル合格証書をMyページからダウンロード。次の科目・レベルへのステップアップを計画する

申し込み締め切りを見逃さないよう、学習スケジュールと試験日を先に決めて逆算する方法がもっとも効果的です。公式サイトの「試験日程」ページをブックマークしておき、希望回の申し込み開始日にすぐ手続きできるよう準備しておきましょう。

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